WAIPIO VALLEY

HORSEBACK RIDES IN WAIPIO VALLEY     - Sep. 2002 -

 

「ワイピオでパニオロ」

 

スペイン語圏の人々が牧童として働いていたことから、

ハワイではカウボーイのことを「パニオロ」と呼びます。

ワイピオで馬に乗ってみました。

 

ツアーに参加する

ワイピオへの道は傾斜の激しいでこぼこ道なので、4WDの車でなければ下りられません。また、海岸線以外は私有地なので、勝手に歩き回ることも憚られます。

と、いうことで、今回はワイピオに下りるツアーを利用することにしました。

 

ワイピオを下りて観光するツアーは3種類あります。4WDで谷を巡るツアー、馬車で巡るツアー、そして馬に乗って観光をするツアーです。

この馬に乗るツアーに参加しました。私たちの利用したツアー会社は、

WAIPIO NAALAPA TRAIL RIDES (Tel:808−775−0419)

です。

 

前日に電話で予約をしました。ツアーの相談にのってくださった、地元の方のお話によると、この乗馬ツアー会社では馬を大切にしているそうです。

 

WAIPIOへ

集合場所のWaipio Valley Artworks(写真右)でチェックインを済ませ、お金を払いました。

ワゴンで谷底へ降りる

12:15集合ということだったのですが、結局ハワイアンタイムなのか、13時近くまで待ちました。

ここから、ツアー会社のワゴンに乗り換えてワイピオへ降ります。

 

ワイピオへの道はかなり険しく、やはり4WDの車を借りないと無理そうです。ワゴンでも激しく揺られながら、谷底へと降ります。

HI'ILAWE FALLS

途中、ワゴンの中からヒイラベの滝を見ることができます。

ヒイラベの滝は展望台からは見えないので、この滝 が見られるのは、ワイピオへ降りる人だけの特権ですね。

美しい川を車はズブズブと渡り、馬たちのいるところまで進みます。

 

 

 

 

 

 

HORSEBACK RIDING

ツアーリーダーに乗る馬を選んでもらい、いよいよ乗馬でワイピオを観光します。

乗馬用ヘルメットを貸してもらえますが、ヘルメットを使用しない場合は、もしもの時の免責書類にサインをさせられます。日本語の書類もあって、面倒くさい英文の書類を読まなくていいので助かります。

 

リーダーから馬に乗るときの注意がレクチャーされますが、大事なことは「馬の後ろには、けっして立ってはいけない」と言うことです。

食いしん坊のストーニー

私は乗馬ツアーは2度目(豪州で経験あり)、夫は初めてです。こんな、初心者には馬は言うことなんか聞いてくれないに決まっているので、ひたすら馬任せです。馬たちは訓練されているので、あまり心配いらないのですが、鞍の調子が悪いなど、困ったことはリーダーにすぐに言ったほうがいいようです。

 

私の乗った馬は、ピコと言う名前で、だいぶお年よりらしい馬です。けっこう言う事を聞いてくれたのですが、他の馬を噛もうとしました(びびってしまった・・)。近くに他の馬が来ることを嫌っての事らしいのですが、なかなか馬と馬との間隔を空けるのは難しいのです。

夫の乗った馬のストーニーはリーダー曰く「オリコウサーン」なのかもしれませんが、「クイシンボー」でもあるらしく、道に落ちているグアバを食べ続けていました。初心者の夫が、止めさせないのをいいことに、ひたすらグアバを食べる食べる・・・。

 

2人のリーダーに導かれて、細い道を進みます。辺りはタロ畑が広がり、昔々のハワイが残っているような気がします。ところどころにある川も馬で渡ります。馬の胸までの深さの川をちょっと流されながら渡ったりするので、結構アドベンチャーな感じです。

 

ストーニーは隙あらば食べる

ワイピオの谷間は静かで、時々住んでいる方に会いますが、ほとんど誰もいません。

鳥のさえずりが長閑に聞こえる中を、のんびり馬で進みます・・・と、言いたいのですが、馬にも集中しなくてはいけないので、なかなか大変です。

 

かなり行った川原で、ちょっと休憩を兼ねた写真タイム。各自持参のカメラでリーダーたちが写してくれます。

浅い川の中を渡りながら帰ります。ワイピオの谷は、土地の所有者が有刺鉄線で垣根を作っている所がかなりあるのですが、馬たちはかまわず草やグアバを食べに、垣根に近寄っていったりするので、半ズボンだった夫はとても怖かったようです。

2時間近く馬に乗った後、リーダーが谷で取れたアボカドを振舞ってくれました。

 

 

空から見たワイピオ。ヒロ〜カフルイの飛行機の中から撮影

 

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