HALEAKALA SUNRISE - Oct. 2000 -
「ハレアカラに朝陽を見に行こう!」
準備 前日は21時半に就寝。 服装:長袖のシャツ・カーディガン・長ズボン・手袋(持ってきたにもかかわらず、宿に忘れる。邪魔でなければ欲しいところ) 持ち物:持参したビーチタオル・魔法瓶にコーヒーを入れていく(←これは、オススメ!)
ハレアカラまで 朝3時半起床、4時過ぎにキヘイのコンドミニアムを出発しました。 キヘイからハレアカラへは一度、カフルイに出なくてはいけないのが、ちょっと面倒くさいところです。 辺りは真っ暗で、車も数えるほどしか走っていません。 カフルイ市内でHaleakala Hwy.に乗らないといけないのですが、あまりにも暗いので、道がわかるか心配になってきます。 と、前を走っている車が @あきらかにレンタカー A標識の近くでスピードを落とす ことに気が付きました。 これは、間違いなくハレアカラに日の出を見に行く観光客だ、ということでシメシメと後を ついて行く事にしました。 Crater Rd.は、かなりクネクネしている上、真っ暗なのですが、前を走る車のテールランプを見ていると 「あ、次は右折ね」 と分かるので、あまり夜の山道というプレッシャーはありません。 メインランドからの観光客はかなり車をとばすのですが、曲がりくねった山道は苦手なドライバーが多いらしく、はっきり言って下手クソなので山道よりも彼らの方が怖かったりします。 でもこの時間は対向車のいない一方通行状態なので、とりあえずは安心です。
HALEAKALA NATIONAL PARK 左の写真は料金所付近です。もちろん日が昇ってから撮ったものですが。 早朝でも開いている料金所で$10を払い、さらに10マイル以上走り、やっと5時半過ぎに山頂に着きました。すでに、薄明るくなっていますが、びっくり!! 2箇所ある山頂の駐車場のうち、より山頂に近い駐車場はメチャ混み! どうにかスペースをみつけて駐車し、外に出ると寒い!! ハレアカラの山頂小屋のあるPuuulaula Summit周辺は混み合っていて、太陽を見るスペースを探すのも大変です。 日の出まで約30分ひたすら寒さに耐えます。 周りを見ると、日本人らしい観光客はいません。ほとんどが、メインランドから来たと思われる観光客です。 彼らの服装は様々で、フリースを着ている人からタンクトップと短パンの人までいます。 やっと、日が昇りました(写真右)。 雲海が美しく、西マウイだけでなくハワイ島のマウナケア・マウナロアの山影まではっきりと見えます。 日本のように御来光に向って拝む人はいませんが、写真をいいポジションでとるために、斜面へと踏み出す人もいて、とても危なそうです。 彼らは「写真の犠牲者だねえ」「ハハハ」と冗談を言い合っていますが、本気で犠牲者にならないとも限らないので、気をつけたいものです。 車で一気に登って来ましたが、ここは標高3055mです(写真左)。 ちょっと調子に乗って走り回ると、とんでもないことになりそうです。 ハレアカラ・ビジターセンターで$1を払って登頂記録のスタンプを押しました。 これに印刷されているネネには会うことが出来ませんでしたが、ハレアカラ一帯は貴重な動植物が生育している保護地域です。 ( 左の写真は絶滅が心配されている、銀剣草です。) 以前、ハレアカラに登るツアーに参加したとき、乗っていたバスが途中で止められ、山頂まで登れなかったことがあります。 理由は「バスから出ている排ガスが基準値以上と思われる」ということでした。 ツアー代金は帰ってきましたが、ハレアカラには登れませんでした。 まさか何度もこのようなことはないと思いますが、車のメンテナンス状況には、ハレアカラの貴重な自然にあまり被害を与えないためにも、注意しておいた方がいいと思います。 ネネも交通事故にあったりしているようです。人間以外の安全にも注意して運転したいものです。
山影が落ちる西マウイ
ハレアカラ下山 ハレアカラを下山する時はダウンヒルツアーの自転車の人たちとずっといっしょです。 ひとつ組を追い越してもまだまだ先にたくさんのツアーがいます。 気長に後を付いていくほうがいいと思います。 時々、ツアーのリーダーが自転車の列をずらして、追越をさせてくれます。 一番怖いのは転んだ人を轢いてしまうことだと思うので、慎重に運転しましょう。 催行会社にもよって違うのでしょうが、ハレアカラダウンヒルツアーは山頂からPa’iaまで30マイル以上(50キロ!?)下るようです。 左の写真の黄色い点々がダウンヒルツアーの人たちです。前の車は、自転車を運んできたトラックのようですね。全部下りではなく、コースはちょっと上り坂もあります。
注意した方がいいこと 登れなかったハレアカラツアーでいっしょのグループだった方が「午後は潜水艦にのるから」と言っておられましたが、ハレアカラ山頂に登ったあとダイビングなんてことは、絶対止めた方がいいようです。 もちろん、高山病の恐れもあるので、注意された方がいいですね。 幸い、私たちが登頂した時は風はほとんどありませんでしたが、それでもとても寒かったです。 これで風の強い日に登頂したら・・・と、思うと防寒には万全を尽くした方がいいのでしょう。 お手洗いは 料金所近くのPark Headqarters Visitor Centerにあります。
※2008年にハレアカラで夕陽をみたときの様子は、こちら。
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