リリコイのクッション
オリジナルモチーフ <作成時期>’03年1月頃 <サイズ> 45cm×45cm
2002年に作った、リリコイのリュックと同じモチーフを使って作りました。 ピンクの花は、パッション・フルーツというよりバナナ・ポカって感じですね。 このリリコイのクッションとロケラニのクッションは、お友達にプレゼントしたものです。 制作前に「何色がいいかな」と訊ねたら「緑・・・あ、やっぱりピンク」と、ちょっと迷ってらしたので、ピンクと薄いグリーンのムラ染め、2色を使ったキルトにすることにしました。 右の写真は、クッションの裏に使った生地です。 リクエストのピンクに合わせて、薄いピンクにバラの花模様のロマンティックな生地を使ってみました。 ハワイアンキルトを作っていると、こんな生地を使うことは、ほとんどないので、たまには使ってみたくて・・・。
ロケラニのクッション
オリジナルモチーフ <作成時期>’03年2月頃 <サイズ> 45cm×45cm
ピンクとグリーンの2色を使ったモチーフを・・・と、リリコイのクッションを作りながら、次のモチーフを考えていたのですが、裏に使った生地に合わせて、バラのモチーフをデザインすることにしました。 マウイの島花のロケラニは小さい八重のバラです。 花が大きいモチーフにしたくなかったため、こんな細かいモチーフになってしまいました。 自分でデザインしたモチーフでなければ、たぶん作らなかったでしょう・・・。 制作も大変でしたが、デザインでも苦労した作品です。 バラの特徴である、3枚一組の葉をモチーフに組み込む点や、ロケラニの八重の花をキルティングで表現する点に、とても悩んだのですが、出来上がってみると、モチーフのデザイン・キルティングともに、まだまだ改善の余地あり、という感じではあります。 右の写真は、クッションの中身を入れて、2つ並べたところです。
バナナのタペストリー
オリジナルモチーフ <作成時期>’03年3〜4月頃 <サイズ> 70cm×70cm
小さめのロンボク島製のダイニングテーブルを使っています。 アンセリウムのタペストリーをテーブルに敷いていたのですが、壁に飾ったパンの木のタペストリーに合わせて、テーブルにぴったりサイズのキルトを作りました。 色はパンの木のタペと同色のムラ染めの生地で、生成り×茶色。ボーダー部分は、テーブルクロスと椅子のクッションに使った生地の残りです。 実は、初めてのボーダー付きのタペストリーです。もう少し、ボーダー部分を広くしても良かったかな。ボーダー部分は生地のプリントに合わせて落としキルトをしています。 モチーフは、以前プレゼント用に作った、バナナのクッションのモチーフを使用しました。クッションに使ったモチーフは、このタペストリーとちょっと違いますが、こちらの方が始めに描いたものです。このデザインはクッションサイズでは、ちょっと細かすぎるので前回は簡略化したのですが、やや大きめのタペにオリジナルの方を使ってみました。 一ヶ月位で制作するつもりが、風邪をひいたせいもあって、2ヶ月近くかかってしまいました。 右の写真は、テーブルに敷いたところです。いつもはキルトの上に、ガラスを置いています。
ハイビスカスのポーチ
オリジナルモチーフ 型は「キャシー中島のパッチワークパラダイス」より 「ハワイアンリゾートポーチ」の型紙を使用
<作成時期>’03年6月頃 <サイズ> 11cm×15cm
お友達にプレゼントした作品です。 とても短期間に作れるので、もっとつくろうかな。 ハイビスカスのメシベは刺繍、オシベをビーズで作りました。 布はハワイで買ってきたもので、ムラ染めの中に模様が浮き出てています。 ラウアエ羊歯のデジタルカメラケース2種
オリジナルモチーフ
<作成時期>’03年7月下旬から8月上旬頃 <サイズ> ポーチ型12cm×9cm×8cm(マチ)・巾着型 16cm×9cm
デジタルカメラのケースをなくしてしまいました。2台目のデジタルカメラはケースは別売りです。 そこで2つのカメラに、おそろいのデジタルカメラケースを作ることにしました。 まず、ポーチ型の方を作ったのですが、コードを入れたパイピングの取り付けに難攻してしまいました。 その上、いまひとつきれいな仕上がりになりません。 あまりにもポーチ型は時間ばかりかかるので、2台目は一番簡単な巾着型にしてしまいました。 巾着型の方は、あっという間に完成し、できあがりもまあまあです。 パンの木のティーコゼーで使った、白地に緑の小花模様の生地を使用しています。 裏地は、表地に使った生地のネガのような緑の生地に白い小花模様です。
Koki´o ke´oke´o
オリジナルモチーフ
<作成時期>’03年6月から7月上旬頃 <サイズ> 72cm×72cm
カウアイでお世話になっている方に、プレゼントしたものです。 カウアイらしいモチーフにしようと、ハワイの原生種のホワイト・ハイビスカス、Koki´o ke´oke´oをデザインしました。 また、カウアイの緑の中で鮮やかに花を開いている、可憐なコキオ・ケオケオを表したかったので、緑の布を使うことにしました。 土台布はハワイで購入した緑と青のムラ染めの布。 無地の緑と白の布でアップリケをしています。 6月に「ハイビスカスのポーチ」を試作品で作ったのですが、同様にメシベの部分は刺繍をしました。 たてまつり作業が終わってみると、背景と同系色の緑の葉の部分が沈んでしまう印象を受けたので、落としキルトと葉の部分のキルティングにはラメの糸を使っています。 ちょっと大きめのタペストリーですが、居間のアームチェアのデコレーションに使って頂きました。 淡いライトがあたると、私の作品とは思えないほど、素敵でした。 カウアイに私のキルトがある、というだけで、幸せな気持ちになります。
ククイのテーブルセンター
オリジナルモチーフ
<作成時期>’03年11月頃 <サイズ> 45cm×75cm くらい(測り忘れました)
モロカイでお世話になった方へプレゼントしたものです。 モロカイで使っていただくことになるので、「モロカイのレイ」として使われる、ククイをモチーフにしました。 土台布として使ったピンクのムラ染めは、ハワイ島のKILAUEA KREATIONSで購入したもので、細かい染めの模様が入っています。アップリケは、この土台布が生きるように、無地の薄い緑の生地を使いました。 モチーフは1/4のパターンを初めてデザインしてみました。1/4のパターンで考えると、デザインが広がっていく感じがします。 モチーフとボーダーは、つなげたままアップリケしています。つながった状態なので、アップリケの時、モチーフが動いてしまわず、作業が楽でした。裏地は、日本で買った大きなハイビスカスのプリントを使っています(写真右)。
|