HAWAII TROPICAL

 BOTANICAL GARDEN

GARDENS IN BIG ISLAND  −Sep.2002−

「ビッグ・アイランドのガーデンに行く」

<ハワイ・トロピカル・ボタニカル・ガーデン>

 

いつのまにか、ガーデンめぐりは旅の大きな目的のひとつになってしまいました。

私にとってハワイでのガーデンめぐりは、

キルトの素材を自分の目で見る、貴重な体験です。

植物図鑑やインターネットでもハワイの植物を見ることはできますが、

植物の大きさや匂い、ハワイの日差しの中でどう見えるか、など

ガーデンめぐりで得るところは大きいのです。

 

HAWAII TROPICAL BOTANICAL GARDEN

ヒロ市内からハマクア・コーストを北上し、シーニック・ルートに入り、オノメア・ベイが見えるとすぐに、ハワイ・トロピカル・ボタニカル・ガーデン です。入り口は海側ですが、駐車場とビジター・センターは山側にあります。

 

ビジターセンター

こちらがガーデンの入り口

まずは、ビジター・センターで入場料を払います。

このビジター・センターには、日系人の方が使っていた生活用品なども展示されています。オノメア・ベイ周辺を含むハマクア・コーストの一帯は、日系移民の方々がサトウキビ畑の労働に従事していた地域で した。展示品の中にはお仏壇などもあります。

 

さて、入場料は大人$15(16才以下無料)です。

ガーデンの入り口へ向かうと、係りの男性が虫除けスプレーを貸してくれます。園内にもスプレー・ポイントがあるのですが、蚊が多いのでここで、スプレーを手足にかけましょう。

ガーデンに入ると、どんどん海岸へと下り坂が続きます。歩きやすい道ですが、この坂は帰りがちょっと大変かな。

熱帯雨林を切り開いたガーデンなので、後から植えた植物と、自然に生えた植物が、共生している感じです。鬱蒼としたジャングルを歩いている感じなので、道は木の陰になっていて、それほど暑くはありません。

ビジターセンターで頂いた園内地図をみながら、小道を進みます。

 

ONOMEA FALLS

海への道からちょっとそれたところに、オノメア・ストリームの中にある小さな滝、オノメア・フォールがあります。

このガーデンは、当初、個人で造園を始め、その後、寄贈されたものですが、この滝は造園主であったLutkenhouse氏によって発見されたそうです。

この滝の周辺は、大きなヤシの密林ですが、これらのヤシも造園されたもののようです。

 

更に、植物を見ながら進んでいくと、オノメア・ベイに出ます。

私たちが行った時は、かなり波が荒かったのですが、美しい湾が広がっています。この湾に面した小道には、ラウハラなどのハワイを代表する植物を見ることが出来ました。

近くにハワイの神様(たぶんKUですね)の像もあります(写真右)。

 

このガーデンは、ハワイアンの文化を担う植物と、近代になって持ち込まれた観賞用の植物が混在していますが、ジンジャーとヘリコニアの種類が多いように思いました。

うつくしい睡蓮

エイリアンのようなヘリコニア

Lily Lakeと名付けられた池には、色とりどりの睡蓮が咲き、近くの鳥小屋にはオウムが飼われていたりします。

植物には、名前や種類が書かれたプレートが付けられ、植物に興味がある方には、大変参考になると思いますが、谷間に作られたガーデンなので、アップ・ダウンが少々大変です。

 

ONOMEA BAY

ビジターセンターで頂いた日本語のガイドには「シャトルバスがある」と書かれているのですが、どうも以前(今も?)別の場所にビジターセンターがあり、入り口までの送迎のバスがあったようです。オノメア・ベイから入り口までは自分の足で戻るしか方法はありません でした。

園内を巡るには一時間ほど要します。トイレはビジターセンターと園内にあります。食べ物の持込は不可だそうです。

 

 

 

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