KONA COFFEE BELT

KONA COFFEE FARM HOPPING -Apr.2004, Nov.2007, Apr. Nov.2008-

 

「コナ・コーヒー農園巡り」

         

ハワイ島に行くなら、コナ・コーヒーを買わないと!

スーパーマーケットでもコーヒーは買うことができるけど、

農園を巡りながらコーヒーを買うのは、とても楽しい。

日本でコーヒーを飲むときに、ハワイの思い出もいっしょに味わえるし。

 

KONA COFFEE

赤く色づいたコーヒーの実

日本でコナ・コーヒーを買うと、あまりにも高額でびっくりしてしまいます。

ハワイで買うコナ・コーヒーもけして安いものではなく、あるガイドブックには、100%コナ・コーヒーのものは、1ポンド( 約454g)で$20前後と書いてありましたが、’07年に購入した時の印象はもう少し高め、だいたい1ポンドで$30前後のように感じました。

コーヒーは7オンス(約200g)か 、8オンス(約227g)入りで売っていることが多いので、一袋$15前後が相場という感じでしょうか。

 

農園によって様々ですが、コーヒーは豆の大きさなどによって、等級に分けて販売していることが多いです。

コーヒーの実には通常2粒の豆が入っているのですが、まれに1粒しか入っていないことがあります。この1粒しか入っていない大きな丸いコーヒー豆はピーベリーと呼ばれ、コーヒー豆の最上級とされています。

 

焙煎前のコーヒー豆

ハワイ島で栽培される全てのコーヒーが「コナ・コーヒー」というわけではなく、東西に2マイル、南北に22マイルのコナ・コーヒー・ベルトと呼ばれる地域で栽培されるコーヒーしか、コナ・コーヒーを名乗れないのだそうです。

他にもコナ・コーヒーの規定は厳しく、手摘みでないもの、品質に劣るものは、コナ・コーヒーとは呼ばれません。コーヒーの実は、赤く熟した状態で摘み取ったものが、おいしいコーヒーになるので、機械で収穫した場合は、未成熟の実が大量に混じってしまうわけですね。

ハワイの他の島や地域でも、コーヒーを栽培していますが、その多くは機械による収穫なようです。

更に、ミネラルを含む水はけのよい火山土、朝は日が照り午後は雨が降る天気、適度な高度にある土地など、様々な条件がそろったコナ地帯が質のよいコーヒーを生み出す結果になったそうです。

 

コナ・コーヒー農園は日本から移民をした多くの人々が、その基礎を築いたことでも知られています。日系の名前を持つコーヒー農園が多いのも、コナ・コーヒーが持つ歴史ならではですね。

 

COFFEE FARM 

:テイスティングサービス有り

KOMO STORE(MAP@)

コモ・ストアは、ホルアロアの北の端にある、小さなゼネラルストアです。

コモ・ストアはコーヒー農園を持っており、自家製コーヒー豆を販売している、と聞いて買いに行きました。小さなお店には野菜や漬物なども売っていて、昔ながらのゼネラル・ストアな感じです。

ところで、コーヒー豆を買おうとしたのですが、お店は無人。どうしようか、しばらくうろうろしてしまいました。やっとお店の奥から出ていらした方にコーヒー(8オンス入り)の値段を訊ねると、なんと「$10よ」というお答え!

コナ・コーヒーとしては、格安だったのですが、私の舌には大変おいしいコーヒーでした。

 

KONA BLUE SKY COFFEE(MAPA)     

ホルアロアからサウス・コナにかけて、山肌にたくさんのコーヒー農園が連なっています。

そのひとつ、ブルースカイ・コーヒーのビジターセンターでは、農園のガイドツアーなども開催しています。ビジターセンターには臼と杵など、日系移民の生活を窺わせる品もありました。

私たちが訪問した春は、その名前の通りに澄み渡った青い空の下、ジャカランダが満開でした。

 

HOLUALOA KONA COFFEE COMPANY(MAPB)   

オーガニック・コーヒーを作っているコーヒー農家の直営店を探したのですが、なかなかみつかりませんでした。

ホルアロア・コーヒーは、稀少な直営店のあるオーガニック・コーヒーの農園です。スタッフの方が、とても丁寧にコーヒーの説明をしてくださいました。

コーヒー農家は全体で600件ほどあるのだそうですが、オーガニック農家はたった1%なのだそう。コーヒーの木には、あまり害虫などはつかないのですが、コーヒー園に生える雑草を駆除するために、除草剤などを 撒いている農園が多いとのことでした。ホルアロア・コーヒーは園内にガチョウを飼ったり、木の周りに敷き藁を敷いたりすることによって雑草を生えないようにしているそうです。

園では、火で熱した鉄板で燻すコーヒー豆と、熱風で燻すコーヒー豆の2種類を焙煎しています。鉄板で燻す方式はハワイでも珍しいようです。

 

SUGAI COFFEE(MAPC)   

19号線を北上し、180号線へ二又路を進むと、道は狭く曲がりくねってきます。スガイ・コーヒーはそんな長閑な道の途中にあります。オフィスへと続くエントランスは、様々な植物が目を楽しませてくれました。

3代続く、日系のコーヒー農園、スガイ・コーヒーは、コナ・コーヒー農園では老舗と言っていいのではないでしょうか。コーヒーの等級が細かく分かれているのも、このコーヒー園の特色ではないかと思います。それだけ、丁寧なコーヒー作りをしているのでしょう。

コーヒー農園はどこも親切なスタッフが多いのですが、この販売所では焙煎前の豆を見せて頂いたりしました。

 

GREENWELL FARMS(MAPD)   

グリーンウェル・ファームのエントランスには、パパイヤやアボカドなど、たくさんのフルーツがいっぱい。 ショップはオープンエアで長閑なコーヒー園の雰囲気を感じることが出来ます。

グリーンウェル・ファームは、1850年代から営業している、老舗のコーヒー農園です。 コーヒー園ツアーも開催されています。

 

BAY VIEW FARM COFFEES(MAPE)   

人気のベイ・ヴュー・ファームは、ホナウナウの海を見下ろす高台にあります。 コーヒー以外のお土産も売っていて、前に頂いてまた欲しいな、と思っていたNoni Soapも買うことができました。

最近は、いろいろなお店でも見かけるコーヒー豆が中に入ったチョコレートも、初めて買ったのはこのお店だったかな。ビジターセンターのお店の方は、とても親切で 、「チョコレートは溶けやすいからね」と、丁寧に梱包してくださいました。

 

COUNTRY SAMURAI COFFEE CO.(MAPF)   

国武コーヒーの名前でも有名なカントリー・サムライ・コーヒーは、カイルア・コナのアリイ・ドライブにある直売店で買うことができます。レンタカーがないと、買いにいけない他のファームに比べると、買いやすいですね。

国武ファームは、1910年の創業と長い歴史を持つコーヒー農家です。コーヒーの木を低く刈り込まず、自然のままに育てる農法を取っているそう。現在は、3世4世の方々がコーヒーを栽培する、家族経営をされています。

 

THE KONA COFFEE & TEA COMPANY(MAPG)  

コナ・コーヒー農家は、100年以上の歴史がある農家も多いのですが、コナ・コーヒー・アンド・ティ・カンパニーは、新しい農家です。カイルア・コナ近くに直売店があります。

お店ではコーヒー豆だけでなく、ビバレッジやパンなどの軽食も売っています。説明も丁寧で、試飲もたくさんさせてもらいました。とても、気持ちのいいお店です。

 

COFFEES' N EPICUREA (MAPH)

ハイウエイ沿いにある店では、ベイ・ビュー・ファームのコーヒーを買うことができます。

コーヒー・ビバレッジや、スイーツも販売していて、ドライブの途中で一休みするにもいい場所です。石鹸などの雑貨も豊富。お土産を選ぶのにもいいですね。

 

 

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