HUNT A T-REX !　 −Ｓｅｐ．２００３−

カウアイの山奥には恐竜がいるというウワサを聞いて（ウソ）、

ワイアレアレの麓、ジュラシック・パークを目指しました。

アラートン・ガーデンのイチジクの木の下では、

恐竜の卵が見つかったそうです（ウソ）。

行ってみました、恐竜を探しに・・・

「Ｔ-ＲＥＸを探せ！」

DIRT ROAD

ケアフア森林公園から、川を越えてダート・ロードをジープで進んでいきます。

ひとつ目の川の先にも、まだ川があるので、やはり車高の高い、４ＷＤの車を使用しないと、厳しいでしょう。

この先は週末に、大勢のハンターが猟犬を連れて入っていった道です。この日は平日、その上早朝ということもあって、車や人影は見えません。

道は、ところどころに大きな穴が開いていて、水溜りになっています。その穴を埋めるための砂利が積んでありますが、工事機材は見当たりません。砂利 が道路の半分くらいを占めて、山になっているところもあります。

ジープ・ラングラーは色々な事がありますが（番外編参照） 、車の幅は狭いので大丈夫でした。でも、大きいタイプの４ＷＤだと、ちょっと辛いかもしれません。

道の状態が悪いので、ゆっくり運転しているのですが、かなり揺れます。森の中は、２，３、分かれ道があって、道に迷う可能性もあるので、必ずくわしい地図を持っていきましょう。

早朝の森の中は、かなり薄暗いので、ちょっとドキドキします。川を渡ってから、２０分ほど走ったところで、視界が開けました。

「おおっ！」

ワイアレアレ・クレーターが見えました。

朝の光の中で、くっきりとしたコントラストを描いています。山の端に、白く満月が浮かんでいました。

HIKING AT JURASSIC PARK

車を置いて、徒歩で進みます。

暗い森を抜けると、門が見えてきました。これが通称「ジュラシック・パークの門」。スピルバーグの映画ジュラシック・パークで、その入り口の門をロケーションした跡だそうです。門の向こうにワイアレアレ 山が見えます。

門を乗り越えて、いよいよジュラシック・パークでハイキングです。

門から先は、歩きやすい平らな道です。周囲も森というより草地なので、明るく不安を感じさせません。道端には、ワイルド・ストロベリーが実を付けていたり、蘭が咲いていました。

１０分ほど歩くとワイアレアレに向かって左手にジャングル・ハイクへの分かれ道です。わかりにくいと聞いていたのですが、ちょっと土手を越える感じで、少し注意をしていれば見つかります。

「ジュラシック・パーク」の中	美しい自生の蘭	ティが並ぶジャングル・ハイク

水音がするのに川がないなあ、と思っていたのですが、このジャングル・ハイクは川沿いの道です。見るとメネフネ・ディッチのように小さなトンネルから水が流れています。用水路だったようです。道にはティが植えられており、かつて人の手で整備された道、という様子がうかがえます。

「・・・なんか、蚊が多くない？」「今まで、全然いなかったのにね」

川沿いだからか、この道は蚊がいます。道もだんだん悪くなり「ジャングル」の様子を現してきました。実は、この後予定があり、時間がなかったため、ここで引き返しました。

ジャングル・ハイクもワイアレアレ山への道も、次回のお楽しみです。

お天気に恵まれたため、ワイアレアレ・クレーターの滝は、はっきり見ることができませんでしたが、美しい景色と朝の空気を堪能しました。 恐竜は、ハリウッドに帰っちゃったみたいだけど・・・。

晴天のワイアレアレ

注：４ＷＤでも、ほとんどのレンタカー会社は、未舗装道路の保険がききません。

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ＢＡＣＫ

Ｐｒｅｖ．　　　　　　　　　Ｎｅｘｔ