AE'O Hawaiian Name:AE’O/English Name: HAWAIIAN STILT/和名:クロエリセイタカシギ
北米にいるクロエリセイタカシギ(Black-necked Stilt)の亜種のAE’Oは、かつて 、ラナイとカホラヴェ以外の、全てのハワイの主要な島々に生息していました。北米のクロエリセイタカシギより、顔と首が黒いことが特徴です。 アエオは、1939年に禁止されるまで、狩猟の対象にされており、生息数は激減してしまいました。現在は1800羽ほどの個体を数えていますが、 観光開発による湿地帯の減少や、ネズミやマングースなどの天敵が現れたことなどで、いっそうの保護を必要とされています。 水辺の湿地帯に住む、甲殻類や虫などを捕食し、営巣の際に敵が近づくとケガをしているフリをして、巣から天敵を遠ざける擬傷行動を行います。 ハワイ名のAE’Oはハワイの子供たちが遊んでいたKukukuae’o(サンダルウッドで作った竹馬)から来ているようです。
<写真の撮影場所>モロカイ島
'AKEKEKE Hawaiian Name:’AKEKEKE/English Name: RUDDY TURNSTONE/和名:キョウジョシギ
アケケケは8月から翌年の4月頃まで、越冬のためハワイに滞在します。アラスカなどのツンドラ地帯から渡ってくるそうです。 日本にも渡りの途中で立ち寄るので、干潟や水田などで見ることができます。 ハワイ名の「アケケケ」は楽器の音色から付けられたそうです。ハワイではビーチや湿地、公園やゴルフ場のグリーンで見ることができ、英語名の「石返し」の名前の通り、石をひっくり返してエサを探しています。 羽の茶褐色の部分がはっきりしていて顔の黒い部分が多いのが雄、ちょっとはっきりしていないのが雌、ということです。でもバードウォッチング初心者の私にはわかりにくい・・。 夏羽と冬羽が違い、冬羽は顔が黒いそうです。写真は4月下旬に撮影したものですが、夏羽かな? 和名のキョウジョシギの「キョウジョ」とは「京女」のことで、羽が京都の女性のカラフルな着物のようなことから付けられたそうです。
<写真の撮影場所>ハワイ島:KALOKO HONOKOHAU NATIONAL HISTORICAL PARK
'ALAE KE'OKE'O Hawaiian Name:’ALAE KE’OKE’O/English Name: HAWAIIAN COOT/和名:アメリカオオバン
オオバンはクイナ(水鶏)の仲間です。カナダの南からパナマまでの各地で見られるアメリカオオバンに比べ、ハワイのアラエ・ケオケオは一回り小さめです。 KE’OKE’Oはハワイ語で「白い白い」という意味です。 嘴から頭にかけてが白いことが名前の由来ですが、この白い額板は薄青、薄黄色、そして深紅に変化するそうです。右の写真では、アラエ・ケオケオの額板が赤くなっていることが確認できます。 アラエ・ケオケオは水辺で小さな魚やオタマジャクシ、虫などを捕食しています。干潟やタロの畑を生息地として好んでいますが、これらの地帯が減った現在では、運河や池でも営巣しているようです。かつては数十万羽もハワイに生息していたといわれますが、狩猟や生息環境の悪化により、現在は数千羽にまで減ってしまっています。
<写真の撮影場所>モロカイ島
'ALAE 'ULA Hawaiian Name:’ALAE ’ULA/English Name: HAWAIIAN GALLINULE,HAWAIIAN MOORHEN/和名:バン
アラエ・ケオケオより一回り小さいアラエ・ウラは赤い額板が特徴。ハワイ名の’ULAは「赤い」という意味です。 アラエ・ウラには、ハワイアンに「火」をもたらしたという伝説があります。 アラエ・ケオケオと同様に湿地やタロの畑を生息地として好み、カタツムリや水生昆虫、水生植物などを食べています。 アラエ・ウラも絶滅が危惧されるハワイの固有種のひとつで、今ではマウイ島やハワイ島で見ることはできないそうです。 開発による生息地域の減少に加え、蚊を媒体とする病気、マングースによる卵の捕食、帰化動物や鳥による巣の破壊などが、アラエ・ウラを絶滅へと追い込んでいます。カウアイ島でも数百羽がやっと生息している状況です。
<写真の撮影場所>カウアイ島:McBryde Garden
ALBATROSS Hawaiian Name:MOLI/English Name: LAYSAN ALBATROSS/和名: コアホウドリ
ハワイ諸島で見られるアホウドリの多くはコアホウドリだそうです。これらのコアホウドリは、ミッドウェー諸島からカウアイ北部で営巣し、それ以外のほとんどは海の上で過ごします。アホウドリは、地面の上では過ごすことが苦手なようですね。海の上に漂いながら、魚を捕ることが多く、時には大きな魚やサメに捕食されたりもするそうです。
傾斜のある砂地の上に巣を作り、ひと番いが一つの卵を産み育てます。ハワイでは、11月から8月に、カウアイのキラウエア灯台周辺でよく見ることができます。5月にキラウエア灯台に行った時、灯台から見える崖の上に、いくつかの巣とヒナを望遠鏡で確認することができました。羽ばたきの練習をしている姿は可愛らしかったです。 成鳥はキラウエア灯台周辺を飛ぶ様子を見ることができました。コアホウドリは、羽を広げると2mもあるのですぐに分かります。 ハワイ語の「MOLI」は、刺青に使う針のことで、コアホウドリの骨からこの針を作ったことから、つけられたそうです。 よく知られていることですが、アホウドリは地面での活動が鈍いため、容易に捕獲することができ、絶滅寸前まで減少してしまいました。最近では、はえ縄漁の網にかかって死ぬ個体も多いそうです。数が多いと言われているコアホウドリも、絶滅の危険がある危急種に指定されています。
<写真の撮影場所>カウアイ島: Kilauea Lighthouse
'ANIANIAU Hawaiian Name:’ANIANIAU/English Name: LESSER ’AMAKIHI
カウアイ固有種のミツスイ、アニアニアウです。ハワイミツスイは、どれも小さいのですが、アニアニアウは体長10cmと、ハワイミツスイの中で最小。アパパネなどより、更に一回り小さい感じです。
ハワイのミツスイは、食性などで多様に進化したと言われていますが、アニアニアウの嘴は、オヘロやカナワオ、マウンテン・ナウパカなどのミツを吸うように、進化したものと考えられています。雄は明るい黄色で、雌は雄に比べて、やや暗い黄色。900m以上の高地に生息し、コケエ周辺の森やアラカイ・スワンプで姿を見ることができるそうです。 私が写真のアニアニアウに出会えたのは、プウオキラ展望台付近です。食事に夢中だったアニアニアウを、かなり近くで観察することができました。
※ ブログ「はれのぷ」にも写真を載せています。→こちら
<写真の撮影場所>カウアイ島:Puuokila Lookout
'APAPANE Hawaiian Name:’APAPANE/和名:アカハワイミツスイ
絶滅の危機にあるハワイミツスイの中で、比較的容易に見ることができるのがアパパネです。
容易に、と言っても、平地や都市部ではミツスイは見ることができません。アパパネは病気を媒介する蚊や、卵を捕食するネズミやマングースのいない、標高が高い地域に生息しています。私はカウアイではワイメアキャニオンのプウオキラ展望台・カララウ展望台付近、ハワイ島では ボルケーノ国立公園内でアパパネを目撃しました。 アパパネは体長13cm。スズメよりやや小さく細身の体つきで、赤い羽の中で翼と尾が黒っぽく、お腹が白い羽で覆われています。 鳴き声は特徴があり、しばらく観察しているとアパパネの鳴き声はすぐに覚えられます。 雄と雌は、かなり似た姿で、雄の方が多少重いそうです。たくさんレフアが咲いているところを見つけたら、アパパネが来ないか辛抱強く待つようにしています。レフアの花を観察すると、赤いオシベの根元に蜜が溢れています。この蜜をアパパネは好んで吸うようです。
※ ブログ「はれのぷ」にも写真を載せています。→こちら
<写真の撮影場所>ハワイ島:Volcanoes National Park/カウアイ島:Puuokila Lookout
'AUKU'U Hawaiian Name:’AUKU’U/English Name: BLACK-CROWNED NIGHT-HERON/和名:ゴイサギ
’AUKU’Uは、ハワイ諸島に自然に辿り着きました。何世紀もの間、ハワイで繁殖をしてきたのです。 アウクウは単独行動を好み、水辺に静かに佇んで、魚を狙っています。夜行性のため、NIGHT(夜の)HERON(サギ)と英語で呼ばれています。ハワイのサギも同様に、基本的には夜行性ですが、繁殖シーズンなどには昼間にも活動しているようです。 湿地や池などを生息地として好み、小魚やザリガニなどの水生動物や昆虫、時にはネズミや他の水鳥のヒナも食べてしまいます。ハワイでの食物連鎖の上位にいるアウクウですが、小魚を食べてしまうため、養魚場周辺で殺されたりもしているようです。
<写真の撮影場所>カウアイ島:Moir Gardens/ハワイ島:Pu'uhonua o Honaunau National Historical Park
English Name: NORTHERN CARDINAL/和名:ショウジョウコウカンチョウ
ハワイでバードウォッチングをしていて、「あ、赤い鳥!アパパネかも!!」と、思う時は、たいていこのノーザン・カーディナルです。 ノーザン・カーディナルは、メインランドから1920年代に帰化しました。 もともと、アメリカ合衆国本土の南東地域に多く見られた鳥ですが、南カナダからメキシコまで広くの地域で見ることが出来ます。 オスは赤い羽、メスと幼鳥はオリーブがかった茶色の羽をしています。
<写真の撮影場所>ハワイ島: Hawai'i Tropical Botanical Garden/カウアイ島:NTBGヴィジターセンター近く
English Name: RED-CRESTED CARDINAL/和名:コウカンチョウ
ハワイでよく見かける赤い頭のカワイイ鳥は、ブラジリアン・カーディナルとも呼ばれるRED-CRESTED(赤いトサカ)CARDINALです。 この鳥は、ホテルの庭や市街地などの人の多いところでも見る事ができ、エサをねだりに来る個体もいます。 オスとメスの外見上の違いはなく、幼鳥はトサカが茶色です。 1930年代に南アメリカからハワイに来ましたが、広く帰化したのは1960年代に入ってからです。 ハワイのどこの島でもよく見かける、と思っていたレッド・クレステッド・カーディナルですが、ハワイ島にはいないそう。そう言えば、ハワイ島では見かけたことがないような気がします。
<写真の撮影場所>カウアイ島:Kilauea Lighthouse/Lihue近郊
CARDINAL, YELLOW-BILLED English Name: YELLOW−BILLED CARDINAL/和名:キバシコウカンチョウ
ハワイ島では、レッド・クレステッド・カーディナルを見かけませんが、代わりに見かけるのがYELLOW−BILLED(黄色いクチバシ)CARDINALです。 レッド・クレステッド・カーディナルと同じ南米から来た鳥で、1973年に帰化しました。ハワイ島の西側、コナ付近に主に生息しているらしいのですが、私が見たのはヒロのリリウオカラニ公園でした。 レッド・クレステッド・カーディナルの特徴の冠羽がなく、のっぺりした赤い頭は、水泳帽をかぶっているようにも見えます。冠羽以外にも、レッド・クレステッド・カーディナルとの違いは、喉が黒いこと(レッド・クレステッド・カーディナルは赤)や、足の色などがあります。
<写真の撮影場所>ハワイ島:Liliuokalani Park付近
CATTLE EGRET English Name: CATTLE EGRET /和名:アマサギ
カウアイでは、草地にCATTLE EGRETがオブジェの様に佇んでいる姿をよく見かけます。アマサギはアフリカ原産のサギ科の鳥ですが、CATTLE(牛)EGRET(シラサギ)というように、大型哺乳類の近くに集まり、虫を食べています。牛以外にも、草刈機の近くなどに集まって虫を探しているようです。 この鳥は牧場の害虫退治用に1959年にフロリダからハワイに連れてきたものです。 集団でいるところから、”Rubbish Dump Bird”とローカルの子供たちに呼ばれるこの鳥は、なんでも食べてしまうので、ハワイの海沿いや湿地に営巣する鳥たちの脅威になっています。
<写真の撮影場所>カウアイ島:Lihue/Kilauea
CHESTNUT MANNIKIN English Name:CHESTNUT MANNIKIN,CHESTNUT MUNIA,BLACK-HEADED MUNIA/和名:キンパラ
Chestnut Mannikinは、篭脱けした(飼われていた鳥が逃げること)鳥たちのひとつ。東南アジア原産でジュウシマツとは近い親戚の鳥です。 オアフ島では1941年に、カウアイ島では1975年に目撃されたのが最初ですが、それから短期間に劇的に増えたよう。 現在は、マウイやハワイ島でも少数が目撃されています。特にカウアイでは、かなりよく見る鳥の一つで、群れになってイネ科の雑草の実をついばんでいる所をよく見かけます。道路の分離帯や、駐車場のちょっとしたスペースなどで、集団で飛び回っているところを見ることが多いです。顔が黒くて、嘴がブルーなのが特徴。
<写真の撮影場所>カウアイ島:Waimea市街
English Name: COMMON MYNA /和名:インドハッカ・カバイロハッカ
よく見かけるCommon Mynaは、インド原産のムクドリ科の鳥です。 オスは額に冠羽があり、メスはありません。 ハワイには1865年に害虫駆除のため、インドから運ばれました。一時期、爆発的に増えて、森林へも勢力を拡大してハワイ在来種の鳥たちを脅かしましたが、現在は市街地に定住し、数も安定しているようです。
つがいや小グループで行動し、雑食で騒がしく、ぴょんぴょんと地面で跳ねるようにして、エサを探しています。 ハワイでは、よく道で轢死している個体をみかけますが、どうも車に対する反応が鈍いように思われます。特にカウアイのCommon Mynaは、動きが緩慢な気がします。 私は、初めてカウアイをドライブした時、道で轢かれまくっている、Common Mynaに少なからずショックを受けましたが、やがて、あまりにも どんくさい、この鳥を「どんちゃん」と呼んでしまいました。
<写真の撮影場所>カウアイ島: Lydgate State Park/Hanalei Beach
'ELEPAIO Hawaiian Name:’ELEPAIO/和名:ハワイヒタキ
エレパイオはハワイ固有種。カウアイ・オアフ・ハワイ島に生息し、5種類の亜種がいると言われています。生息する島の名前を付けて、カウアイ・エレパイオ、オアフ・エレパイオ、ハワイ・エレパイオの3種類に分類する図鑑も多いのですが、 更にハワイ島に住むハワイ・エレパイオを、コナ・エレパイオ、ボルケーノ・エレパイオ、マウナケア・エレパイオの3種類に分類することができるそうです。エレパイオは、どの種類も絶滅に瀕しているのですが、なかでもオアフ・エレパイオの生息状況はかなり厳しいものがあります。 古代ハワイでは、エレパイオは虫を食べるため、植物の神でもあるHinaの化身であると言われ、農業を助けていると言う意味からも、人々はエレパイオを乱獲しませんでした。また、カヌーを作る人は、エレパイオが木にとまる所を注意して見たそうです。エレパイオが啄ばんでいる木は、虫が中にいるのでカヌーには適していない、というわけです。 朝一番早く鳴き始め、夜一番遅くまで鳴いている、と言われるほど、エレパイオは、活発に動き回り、虫を空中で捕食します。尾羽を立てる独特のポーズは、とても可愛らしく、見ていて飽きない鳥です。
HAWAI'I 'ELEPAIO
ハワイ・エレパイオは、カウアイ・エレパイオよりも羽の色が濃く、羽の白い斑点や、喉もとの白い羽がはっきり分かります。尾羽をたてて鳴く姿は、カウアイ・エレパイオと変わらないのですが、鳴き声は違うように感じました。 3種類のハワイ・エレパイオのうち、ほとんどが、一番数が多いのはボルケーノ・エレパイオだそうです。 ハワイ・エレパイオは、コアやオヒアに来ることが多いようです が、私がハワイ・エレパイオを見かけたのも、オヒアの木 。でも、ハウス・フィンチに追いかけられていて、すぐに飛んで行ってしまいました。こんな出来事からも、やっぱり、外来種の方が固有種よりも強いんだなあ、と実感します。
KAUA'I 'ELEPAIO
カウアイ・エレパイオは、コケエの山中に生息しています。トレッキングをしていて、「スイーチョン」という鳴き声に足を止めると、かなり近くでエレパイオが私を見下ろしてい ることも、しばしばあります。カウアイ・エレパイオは、好奇心が強いのか、人間のかなり近くにまで寄って来て、しばらく近くを飛び回ってくれます。
カウアイ・エレパイオは、ハワイ・エレパイオよりも、明るいオレンジ色の羽をしています。この焦げ茶とオレンジの羽は、木々の間では保護色になっているようです。カウアイ・エレパイオは木々の間や、地面に降りていることが多く、アパパネのように木の先端で囀っている姿は、見たことがありません。 体長は14cmと、アパパネよりもやや大きめですが、尾羽を立てていることが多いためか、アパパネより一回り小さい印象を受けます。目が大きく、嘴が小さい美人顔な上、小首をかしげてこちらを伺っている姿は、ハワイに住む鳥の中で一番可愛い、といつも 思います。 私がカウアイ・エレパイオを見たことのある場所は、アラカイ・スワンプ・トレイル、プウオキラ展望台付近、ハレマヌ・コケエ・トレイルなどです。
<写真の撮影場所>カウアイ島: Alakai Swamp/ハワイ島:Maunaloa
GREAT FRIGATEBIRD Hawaiian Name:’IWA/English Name: GREAT FRIGATEBIRD/和名:オオグンカンドリ
オオグンカンドリは1.4kgの体重に対して羽を広げると2.1mにもなります。 150mの高さにまで昇ることができ、ハワイにいた個体がフィリピンで見つかったこともあるように、遠距離の移動ができます。
でも、オオグンカン鳥は歩くのも、水の上を泳ぐのも苦手です。そのため、他の鳥から横取りすることで、エサを得たりします。ハワイ語名の「’IWA」は「泥棒」という意味です。 また、英語名のグレート・フリゲートは帆船による大航海時代に使われたフリゲート艦から来ています。フリゲート艦は小型で高速、敵船や商船(海賊船で使われることもあった)の捕獲を得意としていた船です。 オオグンカンドリは真っ黒な姿をしていますが、雄は求愛行動の際に膨らませる赤い喉袋を持ち、雌はオナカが白くなっています。 私がオオグンカンドリを見るのは、主にカウアイ島のキラウエア灯台付近ですが、この辺りは雌が多く、なかなか雄の個体を見る機会がありません。
<写真の撮影場所>カウアイ島: Kilauea Lighthouse
Hawaiian Name:HONU/English Name: GREEN SEA TURTLE/和名:アオウミガメ
ハワイ島のビーチを散歩していて、海ガメが甲羅干しをしている姿を見かけることがあります。海ガメは寄生虫を殺すために、長く甲羅干しをするそうです。 海ガメに触ったりすることは、法で禁じられているので注意してください。 ハワイでは海ガメはサーファーの守り神と言われています。
それは、海ガメのいるところはサメのいない、安全な海だから、というわけです。しかし、サメは多くの場合、パドリング中やボードに座って波待ちをしているサーファーを、カメと間違えて襲うようです。 サーフボードから海に出たサーファーの足や手は、海中から見ると海ガメのように見えるのでしょうね。
<写真の撮影場所>ハワイ島:’Anaeho’omalu Beach/Kahalu'u Beach Park
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